バリ島観光にはカーチャーター付きのガイドさんがお勧め
はじめてのバリ旅行なので、観光地などがよくわからない・・・
バリ島には鉄道が走っていないこともあり、移動手段はタクシーかシャトルバス。
タクシーは「ブルーバード」と呼ばれるタクシーが安全でトラブルも少ないということでしたが、調べてみると観光地ごとに結構離れてるんです。
ということで、バリ通の友人の勧めで一日カーチャーター付きのガイドさんをお願いしました。
バリ島では、一日ガイドさんをお願いしても、車代(ガソリン代)込で6,000円程。
そして何より観光地のアレンジが自由なのがうれしい!
事前に行きたい場所をいくつかピックアップして伝えておくと、効率よくルートを考えてくれて連れて行ってくれます。
バリ島観光には、カーチャーター付きのガイドさんをお願いするのがおすすめです!
日本からFacebookを通じてお願いしたガイドさんが、ホテルのロビーまでお迎えに来てくれます。
このガイドさん、日本に住んでいたこともある+奥様が日本人ということもあり、日本語ペラペラ!
そして何より、友人の紹介ということもあって安心です!!
さて、どんな旅になるのかな♪
バトゥアン寺院
まずは「 バトゥアン寺院 」へ。
ウブドへ向かう途中、ガイドさんのおすすめで立ち寄った寺院だったのですが、バリ島に来た!!!感たっぷりの寺院でした。
寺院の入り口では、大きなスカーフのようなものを腰に巻かれます。サロンと呼ばれる腰巻です。
これは、ヒンドゥ教の教えで、寺院へ入るときのルールになっているそう。
ヒンドゥ教 では寺院の境内に入る場合は短パン、ノースリーブなど肌を露出する服装もNGとされているのだとか。厳しいですね…
また、「清らかな状態ではない人」は聖なる場所である寺院には入るのを避けましょうというルールもあり、身内に不幸があったり、産後や生理中の女性も寺院に行くことは避けた方がいいとされています。
ただし、ガイドさん曰く、「サロンを巻いていれば短パンでもOK♪」と結構軽いノリでしたw
境内に入ってすぐ、奉納のための舞台があります。
こちらの装飾は本当に美しい。
また、 バトゥアン寺院の割れ門を抜けた先には衝立のような壁があります。
これは、門から直接悪霊が入ってこないようにという意味があるそう。
こちらの彫刻も見事ですね!
バトゥアン寺院には至る所に彫刻が施されているので、彫刻を楽しんでみてください!
ゴアガジャ遺跡
次に向かったのはゴアガジャ遺跡。
ゴアガジャ遺跡の入場にはサロンは必要なく、腰帯(スレンダン)だけで入ることができます。
「ゴアガジャ」とは、 インドネシア語でゾウの洞窟という意味だそうです。
かなり古い遺跡で1世紀のものだそう。
ゴアガジャ遺跡に入るとまず目に入るのは巨大な沐浴場!
大きな沐浴場が2つ、並んでいます。
沐浴場にある6つの女神の像が持つ壺からは聖水が流れていて、ここで体を清めてから洞窟内で瞑想をするのだそうです。
そして、ゴアガジャの巨大な顔が彫られた洞窟がこちら!
口の部分から中に入っていくと・・・
洞窟の中には人が座禅をするのにちょうどい大きさのくぼみが岩肌にいくつもあります。
そして、洞窟のつきあたりにはゾウの頭と人間の体を持つヒンドゥ教の神様ガネーシャ像と、ヒンドゥ教の3大神シヴァ、ヴィシュヌ、ブラマを表す3つのリンガ像が祭られていました。
ゴアガジャ遺跡の敷地は結構広くて、森林散策ができるコースもあります。敷地内にある階段を降りていくと滝まであるらしいです。
時間のある方は是非足を伸ばしてみて下さい。
この日は翌日のお祭りの準備のため、多くの人が集まっていました。
準備する様子が見られるのはマレだそうで、貴重な体験をさせていただきました。
テガラランのライステラス
次に向かったのは、ライステラスです。
ライステラスとは、階段状の棚田のこと。
バリ島のライステラスは世界文化遺産にも登録されていますが、中でも特に有名なライステラスが❝テガララン❞のライステラスと、❝ジャティルウィ❞のライステラスです。
今回はテガラランのライステラスに向かいました。
テガラランのライステラスは、 急峻な谷あいにあり、このライステラスを見渡すように多くのカフェレストランが立ち並んでいます。
その中の一つ、「Carik Terrace」でランチをいただきました。
カフェの目の前には一面ライステラスが広がっており、ライステラスを望めるように席が作られています。
絶景を見下ろしながら食事ができてとてもおすすめ♪
お料理もどれもおいしくて、本当におすすめのカフェです!
カフェの敷地名には、ライステラスに向かって設置されたブランコもあります!
ライステラスの絶景を見ながら、ブランコでスウィング~
お天気も良くて本当に気持ちいい♪
テガラランのライステラスは、広大というよりは、少しこじんまりとしていて、フォトジェニックな景観を楽しみたい人にはおすすめの場所です!
コーヒー農園 「ALAS HARUM( アラス ハラム )」
ライステラスを満喫した後、少し車を走らせると大きなジャコウネコのモニュメントが!
そういえば、バリ島は ジャコウネコのフンから採れる世界一高級なコーヒー豆「コピ・ルアック」で有名でしたね。
と、言うことで、ガイドさんにお願いして急遽この農園に寄ってもらうことに。
カーチャーター付きのガイドさんをお願いしているとプラン変更も思いのままなのが本当にありがたいです。
コーヒー農園は「アラス ハラム」では、 入口でスタッフの方がお出迎えしてくれます。そしてそのまま園内をガイドしてくれるんですが・・・
ガイドさんは入り口で私たちをおろして車を駐車場へとめに行ってくれます。
そのままガイドさんを待っていようとすると、スタッフの方が、「さぁ、いきますよ~」とばかりに私たちを半ば強引に中へ招き入れます。
いや・・・ここでガイドさんをはぐれるわけには・・・とかなり焦っていた私たちですが、そんなことはお構いなし。
スタッフの方が園内の植物など、いろいろとを説明してくれます。ただ、英語なので、私たちは何を言っているのかさっぱりわからず・・・w
どんどん中へ進むと、ケージの中にジャコウネコがいます!
初めて見たジャコウネコに私たちは感動!!!
伝統的なバリ・コピの作り方なども体験することができます。
(ここでガイドさん、合流!ほっと一安心・・・w)
5万ルピアを支払えば、コピ・ルアックをいただくこともできます。
日本でいただくと一杯2000円以上はするジャコウネココーヒーですが、バリ島では400円弱でいただけるんですね!
私たちも注文しました。
まずは試飲用のコーヒーやお茶が提供されます。
飲んだことのない珍しいコーヒーやお茶が14種類。
どれも初めての味です。
これもひとつずつガイドさんが味を説明してくれます。
そして、 最後にコピ・ルアック!
なるほど、こういう味なんですね!
ここでガイドさんとこの度で初めてゆっくり話をする時間ができたので、いろいろな話をしていると・・・なんと!自宅でジャコウネコを飼っているんだよ!って、写真を見せてくれました。
ジャコウネコ、バリ島ではペットとして飼うこともできるんですね。
ウブド王宮(サレン・アグン宮殿)
ウブドの中心街へ。
ウブド市場には、カフェや雑貨屋が立ち並んでいて観光客でにぎわっています。
そんなウブドでは、この日はちょうど、王族の葬儀の準備が行われていました。
ウブドの葬儀はお祭りのよう・・・ウブドの葬儀は日本のちょっとしたお祭りよりもにぎやかで活気あふれる行事だそうです。
日本のお神輿のようにバデ(棺)をもって町中を練り歩く、活気溢れる行事 。
バリでは、死は、新たな人生の門出としてお祝いするものという考え方なのだそう。そして人生最後の葬儀こそが人生最大の祝いの儀式だといわれているそう。
この日も豪華絢爛なバデや牛などが用意されていました。
その豪華さに驚いていると、ガイドさん曰く「このレベルなら大した地位の人ではない」らしいです。
2018年にあったウブド王家の当主夫人のお葬式の際には、20メートルを超えるバテが用意され、そのバテが通過するために、道路上の電線や電話線はすべて切断されたそう・・・
日本では考えられないですね。
そんなウブド王族が今も暮らしているウブド王宮は、ウブドの中心にあり、一部は一般公開もされています。
こちらが正面門。豪華な彫刻が目を引きますね。
これより奥が王族のくらしているスペースだそうです。
さまざなま彫刻も楽しむことができます。
ウブド王宮にある広場では、毎晩、本格的なバリ舞踊が上演されているそうです。お時間のある方はそちらも楽しんでみてください。
Breeze at the Samaya(ブリーズ アット ザ サマヤ スミニャック)
この日の夜ご飯はブリーズでと決めていました。
人気のレストランだそうですが、日本から事前に予約を取っていたので、安心です。
こちらのレストランは、リゾートホテル「ザ サヤマ スミニャック」にあるメインダイニング。
スミニャックのビーチ沿いにテーブルが用意されていて、絶景レストランとしても有名です。
ビーチからはサンセットが望めることもあり、出来ればサンセットに合わせて行きたいな、とガイドさんにプランニングしてもらいました。
夕陽を見ながらの優雅なディナー、素敵ですよね♪
っということで、ウブドからの帰り道はちょっと急ぎめ・・・ただ、バリの道はどこもかなりの渋滞。
特に夕方は渋滞がひどい時間帯です。
ブリーズについた時にはすでにサンセットが始まっていました・・・
というより、席に案内されたころにはすでに真っ暗・・・
サンセットは明日までお預けです。
さすがのリゾートホテル、おしゃれですね!
シーフードパエリアとバスタ、カニのサラダなどをいただきました。(正式な名前、忘れました・・・w)
カニのサラダは、その場でスタッフの方がカニを調理して、盛り付けてくれます。
パフォーマンスも最高です!
おしゃれな雰囲気の中、しっとりとした時間、とても素敵な夜になりました!
ガイドさんは、ブリーズでの食事が終わるまで、待っててくれます。
スミニャックは世界各国料理が楽しめるレストランが多いことで有名なエリア。
レストラン以外にも、お洒落なカフェやショップが集まるエリアで、夜はレストランがクラブになるので若者たちでにぎわっていて、車の中から見ているだけでも楽しそう。
次回は夜のスミニャックにもチャレンジしたいなぁと話しながらホテルへ・・・
ザ・リッツカールトン ラウンジ&バー
夜は少しだけバーでお酒を楽しんで、一日の思い出にふけります。
リッツカールトンのバーはとにかくお洒落!
明日も観光楽しむぞ♪
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