2019年10月1日から消費税率が10%に増税。これに伴い、軽減税率もスタートしました。
はっきり言って会計の実務はすごく煩雑になりました。
これらを踏まえて発売されたのが複数税率に対応した電卓です。
カシオ派!?シャープ派!?
実は、会計業界内ではカシオ派とシャープ派が二分されているんです。
それは、電卓はそのボタンの並びがメーカーによって異なっているから。
職業柄、電卓を欠かすことができない私たち税理士は、資格の勉強を始めるときにまず電卓を購入します。
はじめに手にした電卓で手がなれるため、その後メーカーを変えることはほぼ不可能!
そんなカシオとシャープの複数税率に対応した電卓をそれぞれご紹介します。
カシオの複数税率対応電卓
まずはカシオの電卓です。
カシオの“W税率電卓”
税率1 と 税率2 の2つの税率キーがもうけられているのが特徴です。
ミニジャストタイプ
・カラーバリエーションはホワイト・ブラック・ピンクの3色
・サイズ(奥行×幅×高さ) : 148.5×101×27.6mm
・質量:110g
ジャストタイプ
- サイズ(奥行×幅×高さ) : 181.5×108×23mm
- 質量 : 145g
デスクタイプ
- サイズ(奥行×幅×高さ) : 179×126×30mm
- 質量 : 165g
カシオの“軽減税率電卓”
W税率電卓より少し高度な機能がついた電卓です。
ジャストタイプ
- サイズ(奥行×幅×高さ) : 181.5×108×23.4mm
- 質量 : 160g
デスクタイプ
- サイズ(奥行×幅×高さ) : 179×126×30.9mm
- 質量 : 180g
シャープの複数税率対応電卓
シャープの電卓は 「8%」「10%」「任意の税率」3種類の税率に対応しています。
画面はに 「10%」、「8%」と税率が表示され、画面の表示角度も調整することが可能です。
シャープの“実務電卓”
セミデスクトップタイプ
- サイズ(奥行×幅×高さ) : 181×124×24mm
- 質量 : 185g
ミニナイスサイズタイプ
- サイズ(奥行×幅×高さ) : 150×100×25.2mm
- 質量 : 125g
まとめ
今回はシャープとカシオをご紹介しましたが、これら以外にもいろいろなメーカーから複数税率に対応している電卓が発売されています。
是非チェックしてみてください!
いつも電卓を選ぶ際にはわくわくする・・・これは職業病でしょうか?
ちなみにカシオの軽減税率電卓には、10%と8%の税率が混在する場合の税込額、税抜額、税額それぞれの合計額が一発で計算できる“税計算合計”キーがあります。こちらは現在(2019年11月3日時点)特許出願中のようですがこの機能はとても便利!
また、8%、10%それぞれの税込合計・税抜合計・税額合計が表示できるのも嬉しいですね!
2023年導入予定のインボイス制度にも対応しています。
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